山尾志桜里氏 菅首相の任命拒否に「違法の疑いあり」…学術会議が推薦した6人

 山尾志桜里国民民主党衆院議員が4日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議が新会員に推薦した6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題で、違法の疑いがあると指摘した。

 山尾氏は(1)として「日本学術会議が推薦した学者のうち6名が内閣により任命拒否された。この任命拒否には違法の疑いがあり、その疑いを晴らすための説明責任のハードルは相当高く、おそらく菅政権は説明責任を果たすことに失敗する」との見通しを示し、「重要な臨時国会の場をこの失敗のプロセスに浪費すべきではない」と投稿した。

 さらに山尾氏は(2)として、「政府に強くお勧めしたい。臨時国会前に6名を追加任命した上で、日本学術会議の組織と人事の在り方について研究会を立ち上げるべきだ」と提案。「そうすれば国会では、この件についても本質的な議論が可能になるし、コロナと経済、米大統領選を踏まえた日本外交など重要な議論の時間もより確保できる」との考えを示した。

 山尾氏は「この件についてnoteにまとめたので、よかったらご一読ください」としている。「note」で山尾氏は「この任命制度が制定された際の政府答弁をみると」とし、中曽根康弘首相(当時)が「これは、学会やらあるいは学術集団から推薦に基づいて行われるので、政府が行うのは形式的任命にすぎません」と述べたことを紹介している。

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