関ジャニ安田、引退考えた 2年前の大ケガ時 脱退の渋谷、錦戸を「今でも応援」

 関ジャニ∞・安田章大(36)が3日MBS・TBS系「サワコの朝」に出演。2017年2月の脳腫瘍(しゅよう)摘出手術して復帰したが、18年4月に転倒して背中・腰骨を圧迫骨折した際に芸能界引退を考えたことを明かした。

 全治3カ月の大けがを負った安田は「仕事のパフォーマンスができひんなと思ったんですよ。芸能はやめようかなって思ったこともありましたし」と告白。それでも、「無理かなと思ったけど、この経験値は自分しか持ってないものやから、次につなげていくっていうか、経験値を独り占めするんじゃ泣く、経験値を渡していくっていうことに自分の思考を切り替えようと思って芸能に残ったって感じです」と踏みとどまった経緯を説明した。

 MCの阿川佐和子氏から迷いはあったかを聞かれ、「ありました」と明言した。骨折直後に、メンバーだった渋谷すばる(39)が2018年いっぱいでジャニーズ事務所を退所しグループを脱退すると発表。

 「じゃあ、自分の体がこうで、じゃあ6人でもう1回再スタートしようかって話になったときに、『ベストパフォーマンスもできない状態でライブはできない』ってみんなの前で泣きながら…。5回くらい話し合ったんです。『無理です』って。でも、『ヤスにいまできることは、みんなに元気だよって笑顔を届けた方がみんなにとって安心材料になるんじゃない』って」と舞台裏を明かした。

 メンバーの進退の会議がずっと続き、翌19年9月には錦戸亮(35)の脱退があったとした。短期間に2人が抜けたことについて、安田は「ファンの皆さんの心の内を考えると、衝撃が大きかったと思うので、その中で僕自身も自分の健康のためといえど、メンバーを捨ててまで芸能から立ち去るというのは…」と引退を踏みとどまった理由を明かした。

 そして、「僕はジャニーズをもしやめたら、芸能には一切、関係しないつもりでいるので。ジャニーさんとメリーさんに失礼かなと。育てていただいた。自分の両親と、ジャニーさんとメリーさん(の両方)を自分の両親だと思っているので」と力説。ほかの事務所での芸能活動は「自分の中では仁義としてちょっと違うなっていう」と思いを口にした。

 阿川氏から「逆に渋谷さんと錦戸さんの脱退がなかったら、やめる決心がつくっていうこともあったかもしれないけど。逆にブレーキになったっていう?」と聞かれると、「かもしれないですね。あとメンバーが大事だからだと思いますよ」と否定しなかった。

 阿川氏から「仲いいので」と言われ、安田は「仲いいですよ。長い時間一緒にいますからね」と同意した。「仲がいいけれども、話し込んで来れなかったことがあったから、もしかして自分の道に行きたくなったんだろうし」と推測。「去って行ったメンバーは僕は今でも応援してるし」と言い切った。

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