日本学術会議?「わが国の科学者の代表機関」…細野氏「政権入るまでよく分からず」

 菅義偉首相が推薦された新会員候補6人の任命を見送ったことで、突然脚光を浴びている、学術の立場から政策を提言するとされる政府機関「日本学術会議」に関して、細野豪志衆院議員は2日のツイッター投稿で「日本学術会議がどのような役割を果たしているのか、分かっている人は少ないと思う。かく言う私も政権に入るまでは、よく分かっていなかった」と投稿した。

 「パブリックな存在でありながら、会議の見解がどの程度、政府の政策を縛るのかも不明確。会員および経験者の声を聞きたいところ」としている。

 今後、日本学術会議を巡って菅内閣初のバトルに発展しそうだが、組織のHPでは「日本学術会議 わが国の科学者の内外に対する代表機関」とうたっている。

 組織の解説では「日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う『特別の機関』として設立されました。職務は、以下の2つです」とし、「科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること」「科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること」とある。

 また「日本学術会議は、我が国の人文・社会科学、生命科学、理学・工学の全分野の約87万人の科学者を内外に代表する機関であり、210人の会員と約2000人の連携会員によって職務が担われています」と説明され、「日本学術会議の役割は、主に以下の4つです」として「政府に対する政策提言」「国際的な活動」「科学者間ネットワークの構築」「科学の役割についての世論啓発」としている。

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