TBS 「半沢」視聴者は女性傾向、特に働く女性 続編「考えておりません」

 TBSは30日、都内の同局で定例会見を行い、佐々木卓社長(61)が27日の最終話で令和ドラマ最高視聴率をはじき出した日曜劇場「半沢直樹」の秘話を明かした。

 平均世帯視聴率32・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した最終話で3回泣いたという佐々木社長は「データを取りましたら、一見すると男臭いサラリーマンの話に見えるけど、全体でいうと女性の視聴者の方が多い。中でも働く女性が突出して多かった」と視聴傾向を説明。男女問わず愛された理由を「やさしさ」ではないかと分析した。

 作中で香川照之(54)演じる大和田暁が放った「施されたら施し返す。恩返しです」は、コロナ禍が猛威を振るう中で書き足されたセリフだったという。

 「コロナの影響で医療関係者に感謝したいと、当初は脚本にはいっていなかった『恩返し』が急きょ入った。鬼の形相のドラマだけでなく、やさしい気持ちに感情移入できるところが女性にも見ていただけた理由かなと思います」

 続編の可能性について、瀬戸口克陽編成局長(47)は「とにかく『フルマラソンを走りきるぞ』という気持ちで全力を尽くした。そういう意味では一切考えておりません」と、現状では未定であることを伝えた。

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