杉村太蔵 心が弱った時の日本社会の無理解に警鐘…「心療内科に行くこと当たり前」
元衆院議員でタレントの杉村太蔵が28日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、女優竹内結子さんが40歳の若さで急逝したことに無念の思いをにじませた。杉村は、精神的に弱ったときにおける日本社会の無理解に警鐘を鳴らした。
番組では竹内さんの訃報に大きく時間をさき、杉村は「芸能界に限らず一般の社会においても、まだ日本というのは、ちょっとメンタル的にきついと、精神的にきついのでちょっとお休みさせてくださいとか、またはちょっと心療内科に通ってるんですとか、精神科に診てもらっているんですと言うことをなかなか言えない」と心の問題における現状を分析。
「そういうことを言うことによって周囲からの評価がマイナスに働くんじゃないかとか。特に竹内さんは大女優で元気はつらつのイメージがある。そのイメージを壊したくないために、ずっと1人で悩みを抱え込んでいたんでしょうけど」と竹内さんの心境に思いをはせた。
続けて杉村は「今、メンタル的に弱って心療内科に行くのはあったりまえのことで。まったく恥ずかしいことではないということを、もう少し広める必要があるかなと思う」と精神的に弱ったときに専門家に頼ることへの理解を求めた。