LDH 年内の有観客ライブ断念 HIRO、来年は「世界を元気にする活動を」

 ダンス&ボーカルグループ・EXILEのデビュー19周年記念日となった27日、メンバーのTAKAHIRO(35)らEXILE TRIBE5組41人が、配信ライブ「LIVE×ONLINE」を行った。コロナ禍からの完全復活を目指す2021年のLDHのテーマを、「RISING SUN TO THE WORLD」と発表。EXILEらによる同タイトルのニューシングルを元日にリリースし、走り出すことを明かした。

 今年はLDHとして6年に1度の祭典「PERFECT YEAR」だったが、コロナ禍で168公演が中止となった。7月に無観客で配信ライブをスタートさせるも、ファンに直接会えない日が続く。エンターテインメントが本来の姿を取り戻すことを願い、来年の活動指針を定めた。

 「RISING SUN TO THE WORLD」-。11年にリリースした東日本大震災の復興支援チャリティーソング「Rising Sun」に込めた「日本を元気に」という思いを、21年には再び胸に刻む。

 取材に応じたHIRO(51)は、「PERFECT YEARがこうなって悔しかったですけど、落ち込んでられません。不安とうっぷんがたまってる状況を打破できるよう、日本、世界を元気にしていく活動をしていきたい」と説明した。年内の有観客でのライブおよびツアーの断念も明言。来年には再開を目指すとして、「国の方針、社会情勢に合わせて準備します。絶対、どこかのタイミングで復活ののろしをあげたい。春か夏かには元通りの満員でやれたらうれしいですね」と“復活ステージ”を見すえた。

 有観客ライブへ向けて、TAKAHIROも「今年は皆さんが不完全燃焼。ファンの皆さんと同じ空間でできることを願ってますし、きっとそのときの1曲目になる楽曲も作り出してます」と予告。AKIRA(39)は「今年できなかった分も恩返しして、勇気、元気を届けるように突っ走りたい」と気合を込めた。

 この日の配信ライブには、TAKAHIRO、NAOTO(37)、小林直己(35)、岩田剛典(31)、EXILE THE SECOND、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZが出演した。「EXILE TRAIN」と銘打って、EXILEの名曲を次々と熱唱。EXILEデビュー20周年の節目であり、再興の『2021』へ、絆を深めていた。

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