NHKも「半沢」便乗 「ニュース9」が半沢ロゴ風でニュース伝える

 NHK「ニュースウオッチ9」が23日、放送され、前日22日に続き、高視聴率を連発中のTBS系ドラマ「半沢直樹」(日曜、後9・00)のタイトルロゴを真似た文字体(フォント)を使用し、ネット上で話題となっている。

 「半沢」といえば、「半」「沢」「直」「樹」の文字を正方形の枠で囲ったフォントのロゴがトレードマークとなっている。

 22日の同番組では、菅新内閣についての特集で「菅内閣発足」が「菅」「内」「閣」「発」「足」に(『発足』が赤バック)。ほかにも菅新政権の改革テーマの現状と課題として、「不妊治療」「デジタル化」「携帯電話料金」「地銀改革」を挙げた画面では、4つのテーマそれぞれが、半沢ロゴ風のフォントになっていた。

 23日も菅新政権のニュースで「デジタル庁」が「デ」「ジ」「タ」「ル」「庁」(『デ』が赤バック)、さらに詳しく伝える「デジタル化の遅れ」も同様に半沢風フォントが使われていた。

 ネット上では22日から23日にかけて「NHKが半沢直樹を意識し出した」「半沢直樹の影響を感じないか」「NHKのニュースの文字体、完全に半沢直樹じゃねーか」「NHKニュースのフォントが半沢直樹」「NHKが半沢直樹みたいなやつ出してるぞ」などと、NHKが人気ドラマに“乗っかった”ことが話題となっている。

 20日に放送された「半沢」第9話の視聴率は関東地区で平均視聴率24・6%を記録。「令和」のドラマ視聴率1位の自己記録を更新した前週(9月13日)第8話の25・6%から1ポイント減となったが、変わらぬ圧倒的な視聴率となった。関西地区での第9話は28・7%で最高視聴率(第8話、28・5%)を更新した。(数字はビデオリサーチ日報調べ)

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