悪性リンパ腫を克服した元フジテレビの笠井信輔アナウンサー（５７）が１８日、都内で行われた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭２０２０」オープニングセレモニーで、ＭＣを務めた。

　同映画祭でのＭＣは毎年恒例の１６年目となったが、今年は開催時期が変更。入院中にスタッフが寄せ書きしてくれたという黄色のジャンパーを着用し、「今年は冬に（映画祭が）なかったので、それで具合悪くなったのかも」と自虐節を飛ばした。

　この日朝は、日本テレビ系「スッキリ」で映画祭をＰＲしたが、裏番組「とくダネ！」の出身だけに、「小倉（智昭）さんにどう謝ったらいいのか分からない」と古巣を思い浮かべて苦笑いし、笑わせた。セレモニーではニューウェーブアワード受賞者の山田裕貴（３０）、奈緒（２５）らを、よどみない口調で紹介していた。

　笠井アナはこの日、「スッキリ」出演については、「とくダネ」のスタッフに事前に報告していたことを説明している。