仲邑菫初段、初の1日3勝「勝ててうれしかった」 若鯉戦本戦へ

 囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(11)は14日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第15回広島アルミ杯・若鯉戦予選で大森らん初段(18)らに3連勝。自身初となる快進撃で、16人で争う本戦トーナメントに進出した。

 同予選の対局は早碁で行われ、1日で1回戦から決勝まで打たれる。仲邑初段は1回戦で本田真理子初段(16)に黒番中押し勝ち、2回戦で宮本千春初段(26)に白番7目半勝ちを収め、予選決勝で大森初段を白番中押し勝ちで撃破。「今まで早碁棋戦で1日に3勝したことがなかったので勝ててうれしかった。本戦も思い切って頑張ります」と話した。

 大森初段は「内容は悪くなかったのですが、中盤で少し打ち過ぎてしまい、形勢が悪くなってしまいました」とコメントした。

 女性棋士の本戦への進出枠は「4」。仲邑初段のほかに、上野愛咲美女流本因坊(18)、藤沢里菜女流立葵杯(21)が本戦進出を決めている。

 仲邑初段は1日に、来年元日から関西総本部から東京本院に所属を移籍すると発表。「強い棋士やライバルがたくさんいる東京で頑張りたいと思いました」と決意を明かしていた。現在、小学6年生の仲邑初段は卒業まで大阪で生活し、中学進学を機に拠点を移す。

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