ロッチ中岡、ホッケーで24年ぶりゴールに歓喜「気持ちいい」高校代替大会“中岡杯”

ホッケーの高校代替大会にゲストで参加したロッチ中岡(中央)
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 日本ホッケー協会の公認アンバサダーを務めるお笑い芸人のロッチ・中岡創一(42)が6日、都内で開催された「2020大井・高校ホッケー大会」にゲストとして参加。高校生に混じって出場した特別ミニゲームでは、自身約24年ぶりというゴールを決める活躍ぶりで大会を盛り上げた。

 中学、高校時代はホッケー部で汗を流していた中岡は、愛着のある競技を盛り上げるべく今年2月に日本協会のアンバサダーに就任した。そんな折、新型コロナウイルスの影響でインターハイなど高校生の夏の大会が全て中止となったことを受けて、「高校生のために大会をつくりたい」と一念発起。中岡の熱意が発端となり、関係者の尽力もあって実現した今回の代替大会“中岡杯”には、東京都と神奈川県の高校生約200人が参加し、3年生は最後の晴れ舞台でピッチを駆け回った。

 千両役者はプレーでも魅せた。高校生に混じって参加したミニゲームでは、42歳という年齢もあって足取りこそ重かったものの、ゴール前で味方のパスを受けると、強烈なシュートをゴールにたたき込んで歓喜のハイタッチを交わし、会場をドッと湧かせた。

 “ホッケー芸人”としての面目を保ったが、「恥ずかしかったです。(相手の)キーパーが足を上げて入れさせてくれた。僕を立ててくれる高校生の優しさが身にしみて身にしみて」と苦笑い。それでも、高校時代以来となる自身24年ぶりの得点に「気持ちよかった。ゴールを入れて、みんなが喜んでくれてスティックでタッチして、久しぶりの気持ちよさでした」と満足げな表情を浮かべた。

 本人は謙遜したが、中岡のプレーに現役トップ選手もうなった。ともにゲストとして参加した女子日本代表DFの及川栞(東京ヴェルディ)は以前、中岡のプレーを見たことがあり、「すごく威力あるヒットを打っていた」と証言。今回は初めて対戦相手としてプレーしたが、「中岡さんの時代は地面をはうようなドリブルがメインで、その時の方が(現在の主流スタイルより)ベーシックスキル(基礎技術)が身についていたと思う。なので、何十年ぶりでもレシーブがうまいなと。あのレシーブがあるからシュートにつながったんだと思う」と、中岡の確かな競技力の片りんを絶賛した。

 大会の最後にはスピーチを行った中岡。「自分たち(高校生)が大人になったときは、今度は大人として子供たちの原動力になってください。そういうことを全て学べるのが、今晩8時からやる『イッテQ』。見たら何か感じるものがあると思う」と自身の出演番組で一笑いを取りつつ、「みんなが楽しんでいるのを見させてもらって僕もうれしかった。これからもホッケーを愛してください」と、メガネの奥に秘めるホッケー愛をにじませて締めくくった。

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