野口健氏、ユーミン批判で炎上の白井聡氏を糾弾「自分の考え方=正義。異常だ」

 登山家の野口健氏が3日、ツイッターに新規投稿。辞任表明した安倍晋三首相へのシンパシーと共に「同じ価値観」などと発言したシンガー・ソングライターの松任谷由実について、「荒井由実のまま夭折すべきだったね」「醜態をさらすより、早く死んだほうがいい」などとフェイスブックに記して物議をかもした京都精華大学専任講師で政治学者の白井聡氏に対して「自分の考え方=正義。異常だ」と糾弾した。

 野口氏は「『自分をがっかりさせた人には死んでもらいたい』という発想でありユーミンさんの死を求め、社会に訴える行為は異常」と白井氏を断罪。さらに「氏の考え方は『自分の考え方=正義』。その正義に該当しない者には存在価値がない。つまり、生きている価値すらない。故に早く死んでくれとなる。異常だ」と断じた。

 白井氏は1日にフェイスブックの当該投稿を削除し「ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです。それだけに、要するにがっかりしたのですよ。偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった」と弁明。京都精華大学は公式サイトで「人間の命を軽んじた内容であり、人間尊重の立場を取るべき本学教職員として不適切な行為であった」と謝罪し、同氏に厳重な注意を行ったと発表した。

 この流れを受けた「厳重注意で済ませる大学側も異常です!」というリプに対し、野口氏は「学生に対しても自身の正義に該当しなければ、同様の感情を抱いているのでは、とすら感じさせてしまう」と指摘した。

 白井氏は3日に更新したツイッターで「自身の発言の不適切さに思い至りました。深く反省をしております」などと謝罪している。

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