堀ちえみ号泣…舌がん手術後初歌唱 24時間テレビで「リ・ボ・ン」はっきりした滑舌

 舌がんと食道がんの手術を受け、1月に本格復帰したタレントの堀ちえみ(53)が23日、日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ43」内で手術後、初歌唱した。少し苦しげながらも、はっきりとした滑舌で歌いきると、顔を押さえて泣き崩れた。

 復帰曲には、アイドル時代の低迷期だった85年、再起を意味する「リボーン」をタイトルに込めた「リ・ボ・ン」を選曲。日本テレビの別場所に集結した親衛隊のコールをバックに歌いきると涙が止まらなかった。

 ハンカチで目元を抑えて号泣。親衛隊から「ありがとう、ちえみちゃ~ん」の大声援をもらい「ありがとうございます…感謝しています…」と声を詰まらせた。

 この日は半生をVTRで振り返り、手術直後のうまくしゃべれない姿も流された。メインパーソナリティーの副キャプテンを務めるNEWSの増田貴久(34)が、堀や堀の家族にインタビュー。巨大な寄せ書きをくれたファンや家族の支えで復帰できたと明かした堀は「みんなが頑張れって応援してくれていると思ったら、こんなところでストップしていたらダメだなと思って。絶対に歌いたい」と自身を奮い立たせて、この日のステージに立ったことを伝えた。

 堀は2019年1月にステージ4の舌がんが発覚し、同年2月に11時間に及ぶ手術で舌の6割を切除。同年4月には初期の食道がん手術も受けた。

 太ももの皮膚を移植した舌は当初、思うように動かず、歌手復帰を目指して、手術5カ月後から言語聴覚士の指導の下で発声、発語を練習。ボイストレーニングを行うなどリハビリを続けてきた。

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