安倍首相が慶大病院で7時間半「日帰り検診」…健康状態悪化は否定
安倍晋三首相(65)は17日夕、東京・信濃町の慶応大病院から東京都内の私邸に戻った。体調に関する記者団の問い掛けには「お疲れさま」とだけ語った。官邸側は体調管理を目的とした「日帰り検診」と説明し、健康状態が悪化しているとの見方を否定した。ただ政府、与党内には新型コロナウイルスへの対応で疲労が蓄積しているとの指摘もある。首相が同病院を訪れたのは6月13日に人間ドックを受診して以来、約2カ月ぶり。
首相は病院に午前10時半ごろ到着。滞在は約7時間半だった。官邸筋は「平日に終日時間が取れたので、いろいろとチェックするだけだ」と述べ、体調に問題はないと強調した。一方、政府関係者は、新型コロナへの対応が長期化しているとして「首相はリフレッシュできず、疲れている」と語った。
首相は2012年12月の第2次内閣発足後、13年から19年までの間に1~3月に1回、8~11月に1回の年2回のペースで人間ドックを受診してきた。今年は新型コロナの国内感染拡大も影響し、6月に1回目を受けたばかりだった。
首相は第1次内閣当時の07年9月、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し約1年で退陣した。第2次内閣からは薬の効果もあり、長期政権を実現。今月24日には連続在職日数で歴代最長の佐藤栄作を抜き1位になる。
