石坂浩二 渡哲也さんは「見惚れちゃう」人…涙で声震わせ語る

 俳優・石坂浩二(79)が15日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系「サタデーステーション」に出演。10日に亡くなった俳優・渡哲也さん(享年78)との思い出を、涙で声を震わせながら語った。渡さんとは1941年生まれの同い年。渡さんと同じ直腸がんを患った経験がある。

 石坂は渡さんについて「すごい現場を大事になさってる方で…」と共演時を振り返り、涙で声を震わせた。スタッフ、現場思いの渡さんは常に「いろんなことを心配なさって…」という。

 石坂が1941年6月生まれ、渡さんが12月生まれの同い年ということから、「現場ではどっちがお兄さんだ、って言い合ったりして…」と振り返り、「本当に2人のシーンをやってても、なんか、ほんとに、(渡さんに)見惚れちゃう…、溶け込んじゃいそうになっちゃう…。それぐらい、相手役のことも考えてくださるっていうのはなかなか(ほかに)いらっしゃらない」と言葉に詰まりそうになりながら語った。

 渡さんは1991年に、石坂は2002年に直腸がんが見つかった。「僕が同じがんをやって…、そういう話もしたし…」と明かし、渡さんが病のため、多くの出演依頼を断ったことに触れながら、「病気でやれない役もあって。役者は元気じゃないとやれないよね…、って(話をした)。やりたい役、たくさんあったと思う…。できずに亡くなられたと思うと…悲しいですね」と声を震わせながら、あふれそうな涙をこらえていた。

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