おいでやす小田 自身のNGKイベント前に内容何も知らされず…「リアクション楽しんで」
お笑い芸人・おいでやす小田(42)が14日、8月25日になんばグランド花月(NGK)で行われる公演「おいでやす小田で遊ぼう!」をPRした。東京で人気のライブが、笑いの殿堂に凱旋。「本人さえも何が起こるかわからない。ワクワクやドキドキを楽しんでもらえれば」と呼びかけた。
「おいでやす小田で遊ぼう!」は、ゲスト出演者がよってたかって小田をいじくり倒し、絶妙なリアクションを楽しむ企画。元お笑いコンビ・ビーフケーキのメンバーだった作家の近藤貴嗣(34)が「小田さんをめちゃくちゃにするイベントをしたい」と提案したことで大阪で始まった。
18年に小田は東京進出したが、現地のマネジャーからも「小田さんをめちゃくちゃにするイベントをしますよ」と告げられ継続。シリーズ化する人気公演になった。「事前に何も知らされていないし、今回は知らないうちにメンバーも発表されていた。毎回大がかりな仕掛けがある。ほんまに怖いですわ…」とぼやく。NGKで藤崎マーケットやタナからイケダ、見取り図らがゲスト出演陣が手ぐすねを引く。
過去には長机の上にふとんを敷き、小田を寝かせる「小田テーブルクロス引き」や、小田が風船をくわえてゲストが蹴る「オレが風船くわえるからお前ら蹴れ」など、体を張りすぎた企画に挑戦。公演中は成功しても失敗しても、小田が罰ゲームを受けるルールだ。
小田は事前に、ストレッチを入念にするなどの対策しか取りようがない。イベント終了後、3日間はへこむというが「新しいことは何もしていないけど、普遍的な面白さがある。リアクションを楽しんでほしい。面白くなかった回がない」と自信を見せる。
ひいてしまいそうなさまざまな無茶振りを、笑いに変えていく。「心配されたり、同情されたりしたら終わり。初めての人でも“大丈夫なんやこの人は…”徐々に思う」と、小田が観客のSっ気をも呼び起こす。
公演は8月25日午後7時から。前売2800円、当日は3500円。オンラインチケットは1500円。