コロナで無念の出場辞退「キングオブコント」の分まで コウテイ、M―1で勝負だ!

M-1グランプリ1回戦に出場したコウテイ下田真生(左)と九条ジョー=大阪市内
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 漫才ナンバーワンを決める「M-1グランプリ2020」の大阪1回戦が11日、大阪市内で無観客で行われ、64組が出場。7月に「ABCお笑いグランプリ」を制したコウテイら13組が2回戦に進出した。検温をクリアした出場者は審査員、関係者ら数人が見守る中、制限時間2分でネタを披露した。

 不仲を公言して過去に2度解散しているコウテイは、10日深夜にABCテレビ「バック・トゥ・元サヤ」(関西ローカル)生放送でMCを務めるなど、“優勝効果”でオファーが殺到中。この日はエレベーターガールネタで笑いをとり、余裕の1回戦突破となった。

 M-1は2017、19年の準々決勝が過去最高成績。勢いに乗る2人だが、今回は“悔しさ”をバネにする。目標の1つに掲げていた「キングオブコント」が、新型コロナの影響で出場辞退となってしまった。

 九条ジョー(26)が同居するラニーノーズ・山田健人(31)のコロナ陽性が確認されたため、九条が濃厚接触疑いとされた。結果的に保健所から濃厚接触者ではないと判断されたが、2回戦に間に合わなかった。九条は「ギリ、出られなかった。それをM-1の方にぶつけたい」と無念の思いを明かした。

 ABC-に続き、M-1でも結果を出して同世代のライバルに追いつき、追い越したい。九条は「EXITはおもろない。四千頭身って何ですか」と“暴走”。下田真生(27)は苦笑しながら「あそこのファンに殺されるぞ」と制したが、向上心は同じ。コウテイが全国区での大ブレークを目指して突き進んで行く。

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