桂文珍 「イソジンでうがいを…ないんです」 独演会で時事ネタ満載

 落語家・桂文珍(71)が8日、大阪・なんばグランド花月で「吉例88 第38回桂文珍独演会」を開催し、新型コロナウイルスで“ステイホーム”していた時に作った創作落語「在宅勤務」をお披露目した。

 マスクをして登場したが、高座に上がるとすぐにマスクを外し「ここへ来る前、喉の調子が悪かったのでイソジンでうがいをしてみました…。ないんですよ。吉村(洋文大阪府知事)さんが『(コロナウイルス対策に)ええ』と言うからみんな買いあさったんですな」と笑わせた。

 さらに「大変、人気の知事さんで『大阪都』にしようと思っているかもしれません。橋下(徹元大阪府知事)さんの時はうまくいかなかったですが。藤井(聡太棋聖)君はうまくいった。『ふ(歩)』を『と』に変える」と、時事ネタを交えたギャグを次々と披露。で自宅待機中に作ったという「在宅勤務」と、上方落語の「船弁慶」を披露した。

 落語家生活50周年の落語会がコロナ禍となったが、文珍らしく前向きな笑いに変えた。最後は「この夏を乗り越えて来年またいい年にしましょう」とあいさつで締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス