ＴＢＳ系「半沢直樹」で悪役を怪演中の大和田常務役の香川照之と、伊佐山部長役の市川猿之助のいとこコンビが８日、同局「王様のブランチ」に生出演した。

　香川は「いまや世界で最悪のいとこ」と名乗って笑わせた。前半クライマックスとされる９日の第４話の予告のラストで大和田が「死んでも嫌だね！」と叫ぶＶＴＲが終わると、苦笑いの香川が大映しとなり、「数々の汚い言葉遣い申し訳ございません」と頭を下げた。

　香川から生放送向きじゃないと言われた猿之助は、「でも、おまえの負けとか、死んでもとか、歌舞伎界では普通の言葉ですよ。普段の楽屋の言葉です」とぶっちゃけた。

　２人によると同ドラマにリハーサルはなく、アドリブ合戦となった場面のおいしいところを監督が採用するという。

　番組では、ここまでの名台詞ベスト５が挙げられ、５位「死んでも嫌だね！」（大和田）、４位「お前の負けぇー！」（伊佐山）、３位「施されたら施し返す！恩返しです！」（大和田）、２位「（口パクからの）詫びろ！詫びろ！詫びろ！…」（伊佐山）、１位「お・し・ま・い・Ｄｅａｔｈ！」（大和田）がランクインした。

　第４話に向けたＰＲで、猿之助が「見なかった人はどうしましょ」と振ると、香川が伊佐山の名言を借用して「もうそういう人はですね、詫びろ！詫びろ！詫びろ！」とカメラに迫った。すると猿之助も大和田の名言を借用し「お・し・ま・い・Ｄｅａｔｈ！」の顔芸を繰り出していた。