柳楽優弥、三浦春馬さんに「ごめんね」 撮影で優しさがにじみ出て…

 俳優の柳楽優弥、女優の有村架純が8日、NHKで放送された「土曜スタジオパーク」に生出演した。2人は総合・BS8K・BS4Kで放送されるドラマ「太陽の子」(15日、後7・30)で共演。同作には亡くなった俳優の三浦春馬さんも出演しており、冒頭ではテロップで「ドラマ『太陽の子』に出演した三浦春馬さんが7月18日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。」と伝えられた。

 劇中で柳楽は核エネルギーの研究者・石村修、三浦さんはその弟・裕之を、有村は兄弟が思いを寄せる女性・朝倉世津をそれぞれ演じている。番組では、事前に収録した三浦さんのインタビュー映像も流された。

 インタビューで三浦さんは、柳楽との思い出として、自暴自棄になった裕之を修が海から引き戻して、ビンタをするという場面を挙げた。「どうしても柳楽くんの優しさが出てしまって、子犬をなでるような芝居になってしまったのは印象的でした」などと笑顔で語っていた。

 司会のハリセンボン・近藤春菜はVTR明けから涙声。「海でのシーンが印象的とおっしゃってましたが」と何とか言葉を絞り出した。

 目を潤ませていた柳楽も「そうですね…」と何とか泣くのをこらえ、「そうですね、いま、春馬くんがおっしゃっていたビンタをする。前日すごい長い間リハーサルをして、一発しかできない撮影だったので、朝日を狙って。修はビンタをするキャラクターではないと監督と話していて…。春馬くんが思ってたのは知らなくて、ごめんね。犬をなでるように…やさしくなっちゃったかな」と謝罪した。ただ、手応えは十分で、「条件のある撮影の中で確実にいいシーンが撮れたという達成感はありました」と胸を張った。

 撮影中は、周囲を引っ張るタイプではない柳楽は「春馬くんがいるだけでみんなを笑顔にできるし、常にみんなが求めてたり、気になってる部分を感じ取ってしっかり解消していく。人として素晴らしい方だなと思ってます」と、三浦さんの愛された人柄を振り返った。

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