宮本亞門、日本人は勤勉だから「興行中止保険」に入らない

 演出家の宮本亞門が7日、テレビ朝日系「大下容子 ワイド!スクランブル」に出演し、舞台のお金事情を解説した。

 番組では、新型コロナウイルスの感染拡大の状況下での、演劇界の現状を特集。宮本氏は、舞台が上演できなかった場合に支払われる「興行中止保険」について入らない興行主が多いことについて「1カ月で公演が終わるので、保険に入ったからといって割に合わない。保険料が高いんです」と説明。さらに、日本人スタッフが海外のスタッフに対して、比較的勤勉であるとし「日本ほど予定を確実にこなして、初日を開けてる国は世界でほかにない。だから保険の必要が無いし、そういうことをやってこなかったという事情もある」と解説した。

 テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターは「ブロードウエーにはエンジェル、個人サポーターですね。パトロンがいるんです」と保険以上に強力な支援者がいることを説明。宮本氏は「すいません。エンジェルの方、もしよろしかったら。本当に必要なんで」と画面に向かって頭を下げ、援助を願った。

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