小沢氏、首相会見で追加質問の記者制止に「隠蔽や改竄が後を絶たない」要因を指摘
国民民主党の小沢一郎衆院議員が7日、公式ツイッターに新規投稿。6日に広島市内で開かれた安倍晋三首相の会見で、追加質問をしようとした朝日新聞社の記者が首相官邸報道室の職員から右腕をつかまれたとして、同社が報道室に抗議したことを受け、事前に調整された会見の在り方も含めて「隠蔽や改竄が後を絶たない」と危惧した。
小沢氏は「以前、予算委員会で経産省出身の総理秘書官が委員にヤジを飛ばすということがあった。ところが総理は怒るどころか更に重用」と切り出し、「つまりこの人物は常識や法律を破ってでも自分に奉仕する者だけを好む」と指摘した。
その上で、小沢氏は「だから隠蔽や改竄が後を絶たない。根元を断たないと、この国は滅茶苦茶になる」と危機感を示した。
会見では、予定されていた4問目の質問が終わった後、同社の記者が「総理、まだ質問があります」などと呼びかけたところ、報道室職員が質問を制止。同社によると、その際、短時間、記者が挙手した右腕をつかんだという。