三浦春馬さん遺作TBSドラマは代役立てず放送へ 話数変更や脚本書き換え
18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)の遺作となる9月クール予定のTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜、後10・00)が、放送する方向で調整を進めていることが30日、分かった。代役は立てないという。
亡くなる前日まで三浦さんが撮影に参加していたラブコメディー。訃報を受けて現場は18日からストップし、関係者には今月いっぱいは撮影中止となることが伝えられていた。三浦さんは主演の松岡茉優(25)演じるヒロインの恋の相手役で、準主役的立ち位置。代役を立てずに当初の最終話まで撮りきることは不可能だが、話数変更や脚本の書き換えにより、三浦さんの最後の姿を届けることを決断した。
6月のクランクインから、すでに3話まで撮影済み。8月上旬にも撮影を再スタートする。放送開始日は当初の予定から大幅にはズレないといい、関係者は「まだ全体がどうなるのかは分かりませんが、お蔵入りにはしないということです」とした。