田崎史郎氏 都の情報公開は「あいまい」…大阪は検査数と新規感染者数をセットで公表

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が14日、TBS系「ひるおび!」に出演。東京都の新型コロナウイルス対策の不十分さを指摘した。

 東京都では7月9日から4日連続で新規感染者数が200人を超えた。13日は119人だった。都が公式サイトで公表しているPCR検査数(速報値)は1日前の数字まで。例えば、12日は新たな陽性確認のためのPCR検査数は534件で、12日の新規感染者数は206人だが、これが単純に、534分の206人なのか、119人という確率なのか、は明らかになっていない。

 MCの恵俊彰は「これ(公式サイトで発表されている速報値のPCR検査数と新規感染者数)が直結しないのがちょっともどかしいところなんですが」と話すと、田崎氏は「東京都の情報公開があんまり進んでないな、と思うんです。東京都のデータを重視しているのに、東京都がそれに応えていないのが現状だと思うんですよ」と指摘。

 「きょうの新規感染者」として発表する数字について、「午前10時とか11日に締め切った数字だと思う」とした上で、「何時に締め切めきった数字、って言ってほしいんです。(今のままは)あいまい」と苦言を呈した。

 大阪府の場合は、毎日、公式サイトで、『報道発表』資料を公表。「前日午後4時から当日午後4時までの数字」と明かした上で、新規感染者数やPCR検査数などをセットで発表し、感染経路や感染者の世代、濃厚接触者からの感染なども、詳しく公表している。後日、連絡の漏れなどがあった場合は、その都度、公式サイトで発表を訂正しており、透明性を持たせている。

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