ゾウの内臓から大量プラスチックごみ タイ東部 海洋プラごみの被害深刻

 タイの環境保護当局は12日までに、東部チャンタブリ県の国立公園で死んだ野生のゾウを解剖し、内臓から大量のプラスチックごみが見つかったと明らかにした。ごみが詰まったことによる消化器官の出血などが主な死因とみられる。

 国立公園・野生動物・植物保全局によると、ゾウの死骸は8日に見つかった。雄で体重3~3.5トン、推定18~20歳。2日ほど排せつをした形跡がなく、消化器官に重度の炎症があり、胃にガスがたまって膨張。目立った外傷はなかった。

 タイは海洋プラごみの被害が深刻で、誤飲したジュゴンやクジラが相次いで死に社会問題になった。大手スーパーやコンビニは今年1月から、レジ袋の提供をやめている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス