新型コロナで舞台クラスター 感染者は山本裕典ら20人以上 サッシャも陽性

 7月5日まで東京・新宿シアターモリエールで上演され、クラスターが発生したとみられる舞台「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!」に出演していた、タレントのサッシャ(43)が新型コロナウイルスに感染したことが11日、分かった。主催者は10日時点で、山本裕典(32)ら出演者、スタッフ12人と観客2人の計14人の感染を発表していたが、11日時点で同作に関連する感染者は20人以上になった。

 サッシャは自身のブログなどで、8日にPCR検査を受けて10日夜に陽性反応が出たことを報告。「現在は、発熱と倦怠感があるため、都内病院にて治療に専念している状況です」と症状を説明した。この日は、土曜レギュラーを務める日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」の生放送を欠席。冒頭でサッシャの感染が伝えられた。

 ナビゲーターを担当するJ-WAVE「STEP ONE」(月~木曜、前9・00)には9日まで出演。同局によると、舞台共演者の感染が発覚した7日以降は東京・六本木の同局スタジオを訪れずに、リモート出演に切り替えていた。公式サイトは「接触のあった番組共演者、スタッフには、現時点で体調の変化は確認されていません」と報告した。

 同作を巡っては、7日に出演者のSuper Break Dawn・TAKUYAの感染発覚を皮切りに、9日に観客2人の感染も判明。保健所から出演者、スタッフ全員が濃厚接触者と指定された。この日は新たにSuper Break Dawn・HIROの陽性が判明。東京都が発表した感染者206人には、同作の観客や関係者6人が含まれているという。劇場ではマスク着用、アルコール消毒、検温、座席間隔を空けるなどの対策を取っていた。

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