歌手で俳優の中川晃教（３７）が１１日、東京・明治座で、「中川晃教コンサート２０２０　ｆｅａｔ．ミュージカル『チェーザレ　破壊の創造者』」（１２日まで）を開催した。

　４月１３日～５月１１日に同所で予定されていた「チェーザレ－」が新型コロナの影響で全公演中止になったことを受けて企画。主演を務める予定だった中川は「ステージに立てて夢のよう」とあいさつ変わりの投げキスをし、「明治座の新たな一歩」と休演を続けていた同所の再開を喜んだ。

　「チェーザレ－」のメインテーマ「チェーザレ」の他、アンコールを含め１５曲を熱唱。ゲストに共演予定だった山崎大輝（２４）、井澤勇貴（２７）、元うたのおにいさん・横山だいすけ（３７）も登場した。劇中歌「皇帝」を中川と披露した横山は、３カ月ぶりに顔を合わせたとあって「お久しぶりです。主に家では料理をしていました」などと自粛期間の話題で盛り上がっていた。

　全１３６８席のうち半分以下の４５０席に観客が入った。同時に生配信も行った。換気や検温、消毒などの感染防止対策も徹底していた。