サザエさん作者「長谷川町子記念館」11日オープン 生誕100年を記念して

 「サザエさん」で知られる漫画家・長谷川町子さん(1992年死去)の生誕100年を記念して東京・桜新町に11日にオープンする「長谷川町子記念館」が9日、報道陣向けに公開された。作品の原画や仕事道具、資料などを展示して功績を紹介。収蔵品は約1万点にのぼる。

 長谷川さんと姉が収集した美術品を展示する「長谷川町子美術館」(85年開館)の向かい側に2階建ての分館として新設。「サザエさん」、「エプロンおばさん」、「いじわるばあさん」の魅力などを伝える常設展示の他、子供向けに塗り絵などを楽しめるコーナーやカフェも設けた。開館後は、美術館受付で整理券を配布して入館者数を制限しながらチケットを販売する。

 川口淳二館長(75)は「町子先生が亡くなって28年がたつが、記念館の開館が実現できて夢のよう」と喜び、「昭和の時代に生まれた作品だが永遠だと思っている。家族、家庭というものは不変(のテーマ)。先生の人となりやさまざまな作品を見てその足跡を知ってほしい」と語った。

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