藤井聡太「七段カツ定食」の珍メニュー登場 勝利を「あげない」焼きカツのこだわり
将棋の藤井聡太七段(17)は9日、棋聖戦第3局で渡辺明3冠(36)に敗れ、最年少タイトル獲得は惜しくも持ち越しとなった。
藤井七段の地元・愛知県瀬戸市は大一番に盛り上がりを見せた。名鉄・尾張瀬戸駅に隣接する複合施設「パルティせと」の1階で営業する「喫茶スマイル」では、この日限定で1枚100グラムのとんかつを7枚重ねた豪快な「七段カツ定食」が、『サンキュー価格』の3900円で用意された。
店長の鈴木松子さん(53)は「相手に勝利を“あ(揚)げない”ということで、焼きカツになっている」とこだわりを明かしたが、残念ながらランチ時には注文はなかった。鈴木店長によると、「(藤井七段の)お母さんが来てくれたことがある」といい、これまでも藤井七段の似顔絵入りオムライスなどが評判を呼んだという。次作について「『聡太君パフェ』を考えている」と構想を披露していた。
また、「-スマイル」の店舗前にはモニターで棋聖戦第3局が流され、高齢の男性を中心ににぎわった。