日テレ・岩田絵里奈アナ 原動力はバラエティー愛 日々“勉強”も「本当に幸せ」

 「沸騰ワード10」の進行役を務める日本テレビ・岩田絵里奈アナウンサー(撮影・伊藤笙子) 
 バラエティー愛たっぷりの日本テレビ・岩田絵里奈アナウンサー(撮影・伊藤笙子)
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 日本テレビ・岩田絵里奈アナウンサー(24)が、バラエティーで“沸騰中”だ。4月から「沸騰ワード10」(金曜、後7・56)の進行役に就任。18年9月から担当する「世界まる見え!テレビ特捜部」(月曜、後8・00)とともに、ゴールデン帯のバラエティー2本に出演する。プレッシャーに負けず局の看板番組を掛け持つ原動力は、根っからのお笑い好きでもある“バラエティー愛”に支えられている。

 語り出すと、バラエティーへの愛があふれて止まらない。入社3年目で、局の看板バラエティー2本を担当する日々。岩田アナは「プレッシャーですね。毎回怖いです」と話しつつ「本当に幸せです」と笑みをこぼした。

 さまざまな業界で話題沸騰の面白ワードを調査する「沸騰-」。番組の魅力を「自分の知らない世界をいっぱい見せてくれる。VTRは最初から最後まで面白い」と挙げ、MCのバナナマンら多数の出演者のコメントが飛び交う収録現場を「“笑いの戦場感”があります。いろいろな切り口があって、本当に楽しいんですけど、プロの世界」と声を弾ませ表現した。

 スムーズな番組進行のため、熱心に勉強する。共演者の著書を読んだり、出演番組や過去の動画をチェック。相手を知る努力は欠かさない。「まる見え-」でも、ビートたけし、所ジョージの大御所と積極的に会話。「仲良くなるとそれが本当に収録に表れるというか。何かを投げた時にしっかり受け止めてくださる」という。

 昔からお笑いが大好きだった。はんにゃ、NON STYLEらにハマり、中学時代には夕方の帯番組を見るためにバドミントン部を辞めた。成績も学年下位に急落して「怒った親がリモコンをカバンに入れて出かけるようになった」ほど、テレビにかじりついた。

 だから今の“勉強”も苦にならない。番組や動画を見る時、メモ帳は必須。「気になったツッコミとか、めちゃめちゃメモしています」と、うれしそうに話す。新人時代に披露して特技となったモノマネもどん欲に研究。休日には練習動画を友人や先輩に送り、感想を聞いて復習する。

 原点は両親の存在。父は岡山、母は大阪出身で「しゃべるのがすごく好きで『人のことは笑顔にしてナンボや』って。そういう教育はされてましたね」と明かし、また笑った。

 1人の女性としての将来の理想を尋ねると「結婚はしたいです。相手はいないけど、今日の帰りに結婚してもいいぐらい」と笑いながら即答。姉の2人の子供がかわいくてたまらず「10年後は、お母さんに…っていう、幸せがあったら」と明かす一方「今は仕事を一生懸命、頑張りたい。笑顔を届ける番組に関われるのは、すごくうれしい」と続けた。

 大御所からブレーク中の芸人まで「頭の回転の速さとか、人を笑わせたい、幸せにしたいという考え方とか、一番尊敬している方々」との共演は、何にも代えがたい至福の仕事。嫌なことを一瞬で忘れ、前向きな気持ちにさせてくれる。そんなテレビを届けることが、変わらぬ目標だ。

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