木下優樹菜、急転引退 活動再開から5日…タピオカ騒動鎮火せず精神的ショック
今月1日に8カ月ぶりに活動を再開したタレント・木下優樹菜(32)が6日、芸能界を引退した。所属事務所が公式サイトで発表した。木下は姉が勤務していたタピオカ店とトラブルを起こして、昨年11月から活動自粛。FUJIWARA・藤本敏史(49)と昨年末に離婚し、シングルマザーとして子育てに励む一方で、仕事でも再起を誓ったばかりだった。
活動再開からわずか5日で、急転直下の電撃引退となった。2006年のデビュー時から所属していたプラチナムプロダクションが、「今後の活動に向け慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断」と経緯を説明。木下からの申し出で、契約解除に至ったことを明かした。
木下のインスタグラムも閲覧不可に。500万人以上のフォロワーを抱えて、影響力のあったSNSもあっさりと手放した。離婚時など節目には、インスタでファンに思いを伝えていたが、最後にコメントを残すことはなかった。
引退の引き金となったタピオカ騒動は、昨年10月に勃発。店の女性オーナーにどう喝めいたメールを送っていたことが判明し、11月から活動を自粛した。木下は店側へ謝罪の意向を示していたが、受け入れられず。代理人同士の協議が続き、店側は訴訟の準備を進めている。
和解が成立しない中で今月1日に“強行復帰”。具体的な仕事は決まっておらず、当面はSNSによる情報発信のみを考えていたが、問題を残したままの活動再開には、SNSで非難が相次いだ。
関係者によると、世間の声を聞いて木下は精神的ショックを受けていたという。「『復帰することでご迷惑をかけたのでやめたい』ということでした。子供にも身の危険を感じたみたいで、子供を第一に考えての決断」と説明。藤本にも引退を相談していたといい、離婚後も同じマンションの別フロアに住んでおり、「今後もサポートしてくれるとのことです」と打ち明けた。
おバカタレントとしてブレークした木下。「チョリース」という流行語も生んだ。ヤンキーキャラもウケて人気者の地位を築いたが、母となっても変わらなかった“芸風”が、自らの首を絞めて芸能界を去った。