橋下徹氏 都の新型コロナ対策を批判「ボヤはボヤの段階で止めておかないと」

 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹弁護士(50)が5日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、東京都の新型コロナウイルス対策を批判した。

 東京では連日、新規感染者が3ケタを超え、大繁華街での新宿と池袋での感染数が目立って多くなっている。

 橋下氏は「日本の政治行政のダメなところ」として「しっかりメッセージを出さない。そのメッセージというのもね、外出を気をつけてくださいよ、自分たちで責任をちゃんと持って注意してくださいよ、このメッセージは別に政治行政がやらなくても、みんな分かってることなんですよ。重要なことはね、何が良くて何が悪いってことをはっきり言うことです。でも何が良くて何が悪いって言うと、悪いっていうふうに言ったところからは批判が来るし、いいと言ったところは、そこでもし感染が拡大したら批判が来るし。結局ね、政治行政は責任を負いたくないんです」と、問題点を指摘した。

 その上で「歌舞伎町と池袋の繁華街で、しかも接待を伴う飲食業、風俗営業店というものが、かなり感染の震源地であることは明確に分かっているんですよ。なんでそこを止めに行かないんですか?そこを止めに行って、一般的な社会経済活動を止めるような、全国民に対して気をつけてくださいねなんていうようなあやふやなメッセージじゃなくて、今ここが感染の震源地なんだから、新宿区と豊島区のごく一部の地域のごく一部の業態については営業停止、その代わり休業補償する、これが政治行政の役割だと思うんですよね」と具体策を提案。

 「感染の震源地は直ちに止める。ボヤはボヤの段階で止めておかないと、火が広がってしまったら大変な経済的な損失になることはみんな分かっているわけですから。ボヤを消すのは政治行政しかない」と訴えていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス