ロンブー亮、昨年8月に引退考えた 5月に続き骨折 心の支えの啓発活動飛び真っ暗に

 昨年の闇営業問題で謹慎し、1月に復帰したロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が4日、処分前までレギュラーを務めていた関西テレビ「おかべろ」(後2・28)に相方・田村淳(46)とともにゲスト出演した。

 番組内のバーの『初代店長』として16年のスタート時から出演していた亮は、昨年6月22日以来の登場。冒頭で謝罪後、MCのナインティナイン・岡村隆史(50)、亮の後任のNON STYLE・石田明(40)から質問を連発された。

 吉本興業を解雇された入江慎也(43)からの要請だった“闇営業”について、亮は「言い訳みたいに聞こえるけど、生まれて初めてだった」と説明。反社会勢力の集まりだったとはまったく分からなかったという。石田が「ギャラはいくらでした」と直球で聞くと、「50(万円)。すごくない。びっくりしたんやから」と明かした。

 石田が「ですけど、ギャラはもらっていないと“前半戦”で言ってしまった」とたたみ掛けると、「『もらってないと言いましょう』って話。そこがオレが悪いねんけど、『ホントのこと言います』って言い切ったら良かったけど、甘えてしまった」と振り返った。

 淳は何回も問い詰めたというが、亮が入江への“恩返し”と否定したため、ギャラなしを信用したという。その後の心の揺れについて、亮は「(ウソを)こらえきれないっていうよりも、家族のこともやし、世の中に対してこのまま生きていく気持ちになれない。もしうやむやになっても気持ち悪いし。一生誰かにずっとウソをついていくのかっていうところが無理と思った」と打ち明けた。

 昨年7月20日に雨上がり決死隊・宮迫博之と2人で行った“涙の会見”にも触れた。状況が整ったら、吉本興業が仕切っての会見予定だったという。亮は「その前日か前々日に記者会見やりますって突然報告があって。その会見は僕と宮迫さんの引退会見になるって言われて。僕らは説明の記者会見をやりたいって言ってたんですけど、吉本からは『引退の記者会見をやります』って」と回想した。

 さらに、「『20時に本社に来て下さいって。そこで練習しますんで』『これに来なかったらどうなるんですか』『クビです』というか、『契約解除です』って言われたから、え~ってなって。(本社は)行かなかったです。『来ないってどういうことですか』『すいません。引退したくないので、契約解除の道を選びたいと思います』って」と詳細に説明。岡村、石田は「はあ」と声を上げた。

 そこから『激動の2日間』は、会見場の設定など多忙で怖さも感じなかったという。宮迫との綿密な打ち合わせもできず、「絶対にここでウソをついたら、僕たちの人生は終わる。ウソをつかないっていう大きなルール」だけを決めたという。

 半年間の謹慎期間中について、不安定な精神状態を見た淳から精神科受診を勧められ、「適応障害」と診断されたという。石田が「引退や解散という話にはならなかったんですか」と質問。淳は「解散はなかったな。1回も『辞めたい』とは言ってないもんね?」と確認された亮は、「淳には言っていない。自分の中で(思ってた)」と発言。

 「オレ、聞いたことない!なんでここで言い始めるの。やめようと思ってたの?あのとき」と驚く淳に、亮は「2回目の骨折したとき」と告白。昨年5月の足の小指に続き、足の薬指を骨折した同8月だったという。

 支援者も多く、自身の心の支えだった啓発活動の予定が詰まった矢先のことで、「全部なくなった。『こいつ何してんねん』『ホンマに骨折か』とか思われてるんちゃうかっていうのもあって、ガーッて気持ちが落ちていった。そういうのが重なって(引退を考えた)」と打ち明けた。

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