NGK、アクリル板なしで漫才再開 座席使用数大幅増もコロナ&平日で客足は伸びず

間隔を開けて座る仕様の客席(吉本興業提供)
アクリル板の仕切りがない舞台で漫才をするトミーズ(吉本興業提供)
アクリル板の仕切りがない舞台で漫才をする笑い飯(吉本興業提供)
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 新型コロナウイルス感染防止策として、ステージでの漫才時に相方との間にアクリル板を設置してきた大阪・なんばグランド花月で3日、アクリル板を撤去、センターマイクの使用が再開された。

 NGKは観客を入れて公演を再開した6月19日から、858席のうち112席を使用してきたが、検温・消毒などの徹底は継続した上でこの日から404席に大幅緩和。

 しかし、新型コロナの影響が大きく残る中の平日でもあり、トミーズ、笑い飯、祇園らが出演した午前11時開演の1回目公演は62人の来場にとどまった。それでも、吉本興業関係者は「復活への第一歩」と話した。

 宮城県から旅行で来阪し、夫婦で観覧した50代男性は「アクリル板が今日からないとは知らなかった。以前は(観客で)いっぱいのところで見たので、寂しい感じはした。NGKは活気があった方がいい。ギュウギュウしてないのは個人的にはいいけど」と話していた。

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