政治ジャーナリストの田崎史郞氏（７０）が３日、ＴＢＳ系の生番組「ひるおび！」で、新型コロナ対策の西村康稔経済再生担当相（５７）に苦言を呈した。

　西村氏は２日の記者会見で「もう誰も、ああいう緊急事態宣言とか、やりたくないですよ。休業もみんなで休業やりたくないでしょう。だから、感染防止策を、今から、しっかりととってですね。これ、みんなが努力をしないとこのウイルス、勝てません。また同じ様なことになります」などと述べた。

　司会のホンジャマカ・恵俊彰は「おっしゃる通り」と西村氏の言葉に同意した上で「何か興奮なさってました？西村さん」と、西村氏の異変を指摘した。

　これを受けて田崎氏は「西村さん、自分ではそうじゃないつもりでしょうけど、今の会見のアレ見るとちょっと線が細い、感情的になりやすいっていう印象を与えますよね」と指摘。ポスト安倍にも名前が挙がるようになった西村氏だけに「もっとどっしり構えて、落ち着いて話すようにしないといけませんね」と説教した。

　恵も西村氏の口調をまねて「怒られてんの、われわれ？みたいなね」、八代英輝弁護士も「誰に向かってキレてんだろうって、ちょっと思ってしまうくらい。もうちょっと落ち着いたトーンで語りかけていただかないと。所管する大臣があれだけ感情的になられてしまっては、ちょっと私たち見てる側の方が引いてしまうというか、逆に不安を助長してしまいますね」と、苦言を呈していた。