国際政治学者の三浦瑠麗氏が２日、フジテレビ「とくダネ！」に出演。東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加している問題について、「今の時期は第２波までの間に時間を稼いで経済を回してお金をためてもらいながら、合意形成しているところもある」との見方を示した。

　「なぜ夜の街に対して積極的に検査するのか」と指摘し、「たしかに感染源として多いことは分かってきました。けれども夜の街なんだよって示すことによって、いま皆さんが、夜の街なら止めてもいいんじゃないって、一部に負担を押しつける構造になりつつあるということは理解した方がいいと思います」と述べた。

　「そこだけに休業要請を出すなら補償はしなくてはいけない。補償するっていう議論が出てくるか、政治家は見極めているところだと思います」と指摘した。