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藤井七段 「いい状態」王位戦7番勝負へ準備万端 “初体験づくし”も平然

 検分後に笑顔でインタビューに応じる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
 藤井聡太七段と木村一基王位(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太七段(17)が、木村一基王位(47)に挑戦する第81期王位戦7番勝負開幕前日の30日、対局場である愛知県豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で、前日検分が行われた。藤井七段は、立会人の谷川浩司九段(58)に封じ手の方法を確認するなど、初めての2日制対局への準備は万端。終了後は同所で、前代未聞の「オンライン前夜祭」に出席し、地元・愛知での開幕局へ向け気合を見せた。

 ダブルタイトル戦、地元での大勝負、2日制対局…と“初体験づくし”を前にしても、藤井七段の落ち着いた振る舞いは相変わらず。セッティングされた対局場に入ると、実際に使う盤や駒などを細かくチェックした。

 2日制のタイトル戦は、1日目の夕食前で一度対局を中断。その際に手番である方が次の手を紙に書いて立会人に渡し、翌朝に開封してその手から開始する「封じ手」というルールがあるが、こちらももちろん初めてとなる。立会人の谷川九段は最年少で名人位を獲得し、歴代4位のタイトル通算27期を誇る。そのレジェンドに作法などを入念に教わり、準備を終えた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、約2カ月間、対局が行えなかった。だが、6月2日に対局が再開されてからは、9局で8勝1敗。最年少タイトル挑戦となった棋聖戦では、渡辺明三冠に2連勝と破格の強さを見せている。最近の好調ぶりを、「約2カ月間隔が空いたことで、今までの自分の将棋を見つめ直すことが出来たのかなと思っています」と自己分析。「6月以降は対局が多いですが、1局1局いい状態で臨めている」と充実感を漂わせた。

 王位戦は4年前、まだ奨励会三段だった時代、愛知県犬山市で行われた第1局を生で観戦し、控室も訪問。そのとき、羽生善治王位(48)に挑戦していたのが、木村現王位だった。「トップの迫力ある戦いを間近で見ることが出来ていい経験になった」と当時を振り返りつつ、「その時よりは、角1枚分は強くなったんじゃないかと」と自信もチラリ。栄えあるダブルタイトル戦の開幕局へ、心身ともに万全の状態だ。

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