キムタク、『BG愛』語った 逆境があるからこそ「みんなで踏ん張れる」

 俳優の木村拓哉(47)が13日、テレビ朝日系の主演ドラマ「BG~身辺弁護人~」(木曜、後9・00。初回は20分拡大)の18日からのスタートを前に、意気込みを語った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初予定の4月から2カ月遅れでの放送開始となったが、異例の事態を乗り越えて作品を届けることへの熱い思いを口にした。

 木村は放送スタートに、胸をいっぱいにした。

 「こうして今、新シリーズをお届けできる日を迎えることができて、心から良かったなと思います」

 ボディーガード・島崎章(木村)の生きざまを描いた「BG」は2018年の放送から2年ぶりに第2弾として復活したが、コロナ禍で4月に撮影を休止。木村にとっても初めての経験だった。

 当初は台本の目玉として、今夏開催予定だった東京五輪を題材とした内容も描かれていたが、変更せざるを得ない現実にも直面したという。そんな中、木村は共演者たちと連絡を取り合って絆を深めることを忘れず、斎藤工(38)は「たとえ撮影がなくても『BG』という船のクルーの一員である状態に、すごく支えられていました」と話した。

 今月3日に撮影を再開。感染防止のためフェースシールドを装着するなど、新たなスタンダードのもと収録に挑んでいる。木村は「いまだに不安要素ゼロで現場に立つことは、相当難しいことだと思うんですよ。でも、そういう逆境が実在するからこそ、みんなで一緒に『なにくそ!』と踏ん張れてる感じはしますね」と、格闘する日々を明かした。

 今だからこそ、この作品を伝える意義も感じている。「おのおのの“まもる”があると思うんですけど、必ずそこには大切な相手がいて、その人たちのために何か行動を起こしたり、踏ん張ったりしてらっしゃると思うんです。『BG』もそのひとつの延長として、僕らは作業していきたいと思います」。

 木村は「フィジカルな身辺警護をするのはちょっと難しいですけど、メンタルに関しての身辺警護はできるんじゃないかな、と思います。ぜひ新シリーズを受け取っていただいて、メンタルのガードに使っていただけたら、うれしいです」と意気込んでいる。

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