音喜多議員、進次郎環境大臣へ「モニタリング小泉と名付けたい」特別委員会やりとり紹介

 参議院議員の音喜多駿議員が3日、ブログを更新し、東日本大震災復興特別委員会での質疑の内容を投稿。梅村みずほ議員と小泉進次郎環境大臣のやりとりを紹介し「モニタリング小泉と名付けたい」と皮肉を込めてつづった。

 音喜多議員は「小泉進次郎大臣を、梅村みずほがぶった斬る!『それって他の人でもできたんじゃないですか?』」と題したブログを投稿。「本日は東日本大震災復興特別委員会にて『音梅コンビ』で質問に立ちました」と説明し、音喜多議員は復興財源に向けた東京メトロ株の売却などについて質問したという。

 そしてその次の梅村議員の質問が「すごかった!」として、そのやりとりを紹介。

 参議院のインターネット審議中継によると、梅村議員は進次郎大臣へ「(原発処理水について)小泉大臣が(就任以降)どのようなアクションを起こしてこられたかお聞かせ下さい」と質問。進次郎大臣は、環境省は沿岸海域のモニタリングを行い意見を発信していることや、昨年11月に北九州市で行われた日中韓の国際会議で処理水の対応などを伝えたことを述べ「今後も環境省の役割を果たしていく」とした。

 これに梅村議員は「大変失礼な言い方になりますが」と前置きし、モニタリングや国際会議での発言は「小泉大臣でなくてもなさっていたのではないかと思わざるを得ません」とバッサリ。さらに処理水について、大阪市の松井一郎市長とのオンライン会議を提案。「ぜひ、私も橋渡しとして汗をかきたい」と小泉・松井会談を積極的に提案した。

 これに進次郎大臣は苦笑しながら「先週も滋賀県の三日月知事とウェブで要望をうかがいました。党派関わらず首長の方から意見をうかがうのはいつでも参考になる。機会があれば」としながらも「まだそういった話はない」と発言。

 梅村議員は「ということは、松井市長に会うと確実に処理水の問題出てくると思いますが、私、松井市長に(オンライン会議を)お伝えしてよろしいですか?」とにじり寄る。進次郎大臣は「それは私が決めることではない」としながら「松井市長がぜひウェブでとなりましたら歓迎」とコメント。だが最後に「私はモニタリングしている環境省の大臣です。ご理解いただければ」と付け加えた。

 このやりとりに、梅村議員の横で聞いていた音喜多議員は「…というわけで、小泉進次郎大臣は半年以上、頑張ってモニタリングをされてきたということが明らかになりました。モニタリング小泉と名付けたい」と皮肉を込めた文章を投稿。

 ちなみに、進次郎大臣の兄で俳優の小泉孝太郎は、TBS系人気バラエティ「モニタリング」でレギュラーを務めている。

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