オンライン映画館も誕生 困窮する劇場支援の一環
東京都の休業要請がステップ2に入ったことを受け、都内の映画館が1日から営業を再開した。新型コロナウイルスの影響で約100本の作品が延期となっており、7月までは新作もまばら。離れた客足の回復を望む劇場側の声は強く、夏休み興行には延期となっていた期待作を救世主的に投入する方向で調整が進められている。
困窮する劇場支援の一環で、オンライン映画館の開館が始まっている。「STAY HOME MINI-THEATER」と銘打ち、ネット上でチケットを購入。いつでも視聴できる動画配信とは違い、映画館のように決まった時間に作品を見るスタイルで、俳優・斎藤工の監督作「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」などを上映。チケットの売り上げを映画館や配給などに分配する仕組みとなっている。