金子勝氏が指摘 10兆円のコロナ対策予備費は「失敗見込んで巨額のバラマキ予備費」

 立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が2日、ツイッターに新規投稿。今年度第2次補正予算案で10兆円を計上した新型コロナウイルス感染症対策の予備費について「失敗を見込んで巨額のバラマキ予備費」と指摘した。

 金子氏は「予備費10兆円は、国会で議論せずにマスクでも何でも出せる」と切り出し、「麻生財務相は『予見しがたい予算の不足にあてるためには、予備費は極めて有効な手段だ』というが、新型コロナ対策でズルズルと失敗を見込んで、つかみ金をばらまくため」と見解をつづった。

 麻生太郎財務相は予備費について「足りないよりは、使わずに済んだということになった方がよい」としているが、国会の議論も経ずに出された不透明な状況での金額に対して、野党から「巨額」との批判が出ている。

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