平畠啓史、サッカーは白米「なんぼ食ってもおなかいっぱいにならない」 巡礼本第2弾

 芸能界屈指のサッカー通であるタレント・平畠啓史(51)が5月23日に著書「平畠啓史Jリーグ56クラブ巡礼2020-日本全国56人に会ってきた-」を発売した。北海道から沖縄まで56クラブを巡り、56通りの物語を取材。ガンバ大阪の遠藤保仁選手(40)とも対談した。このほど、デイリースポーツのオンライン取材に応えた平畠は、大好きなサッカーを白米に例え、「なんぼ食ってもおなかいっぱいにならない」と愛を語った。

 平畠は小4でサッカーを始め、高校時代はインターハイにも出場した。サッカー関連の仕事は2006~07年頃から本格的に始め、「これしかない」と思うほど熱中している。

 本書は累計2万7000部発行とヒットした「平畠啓史Jリーグ54クラブ巡礼」(18年)の続編で、56クラブを19年3月~20年2月に訪れて選手や監督、サポーター、チアガールらを取材。「駅まで送っていただいたりお土産をいただいたり、皆さんに親切にしていただいた」という心温まる旅となった。

 一番の財産は「人との出会い」で「サッカーがなかったら絶対会っていない人ばっかり」という。また、「佐賀県の鳥栖にサガン鳥栖がありますが、サッカーがなかったら鳥栖も読めていないと思う。まずそこの地に行くこともなかったと思います」といった経験もしてきた。

 J1で歴代最多タイ出場記録を持つ遠藤選手との対談では「こっちがこんなことを欲しいんやろうなっていうのの20%増しくらいの答えをくれます。周りが見えているな、すごいなって思いましたね」。予定時間を過ぎても対応してくれたサービス精神にも脱帽した。

 サポーターの熱によって生まれるつながりや雰囲気もJリーグの魅力だ。毎週のようにスタジアムに足を運ぶ平畠も「サポーターの方の方が僕より楽しみ方をいっぱい知っている」と、会場周辺にある穴場の飲食店を教えてもらうこともある。

 「サポーターってついついひとくくりにしがちですが、意外とみんな集団で行くわけじゃなくて、2人とか1人とかで行ってそれが一つの『サポーター』になる。よくよく見ると細胞みたいにそれぞれが違う楽しみ方をしています」

 世界中で人気のサッカーだが、「日本の良いところを知ってから海外に行ってほしい」という思いから、Jリーグを広める活動をしている。

 「海外も楽しみたいけど、その前に日本のことも知っていたいなっていうひねくれなんですよ」

 平畠は大好きなサッカーを“白米”と表現する。

 「何回食っても飽きない。サッカーは毎日食える。たぶん、サッカーの胃袋がおかしなってて、なんぼ食ってもおなかいっぱいにならない。自分の中で急に明日飽きたらどうしようって思ったら怖いんですけど、今のところは飽きないのでずっとおいしいですね」

 かめばかむほど、良い味がするサッカー。今後も独自の目線で魅力を伝えていく。

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