ＴＢＳの国山ハセンアナウンサーが２５日、同局「グッとラック！」で、立川志らくへＳＮＳを続ける理由をたずねた。番組では冒頭から急死したプロレスラーの木村花さんがＳＮＳで誹謗中傷を受けていたことを特集した。

　ハセンアナは「私はＳＮＳアカウント持っていないんですね。それはリスクというものが大きいなと思っているから」と自身がＳＮＳをやっていない理由を語り出した。

　著名人などがＳＮＳをするメリットについては「いろいろつながれるし、ファンからメッセージを受けることもある」と理解しつつも「リスクの方が大きいと考えることもある」とコメント。その上で、志らくへ「志らくさんがＳＮＳを続けるモチベーションは？」と質問した。

　志らくは「プラスの方が大きいから」と即答。「表現者は発光体。こんなものが好きなんだ、皆さんどうですか？と発信し、そこで生まれるいいものがある」と語り「ほんの数パーセント変なのがくる、そのためにやめちゃうのがもったいない。いいものがたくさんあるから」「どんなによくしても犯罪がなくならない、それと同じ」と、少数の悪意あるコメントのせいでやめるのはもったいないと説明した。

　ハセンアナは「それはＳＮＳでなければダメな理由はありますか？（志らくには）表現する場は（テレビや寄席など）いろいろあると思いますが」と続けて質問。志らくは「伝えるって事は表現者にとって便利。即座に伝えられる」とＳＮＳのスピード感を挙げていた。