志らく、ネットの威力「個人にやるのはリンチ」検察庁法見送りでも…
落語家の立川志らくが25日、TBS系「グッとラック!」で、プロレスラーの木村花さんが急死したことを受け、SNSでの誹謗中傷に言及。先日までツイッター上で検察庁法改正抗議の声が上がり、改正が見送られたことを挙げ、SNSの威力に「個人にやるのはリンチ」だと訴えた。
番組では冒頭から木村さんの急死について特集。死因については詳細は明らかになっていないが、SNSでは木村さんへの誹謗中傷が寄せられていた事も紹介した。
志らくは「自殺と決まったわけではないので安易にものはいえない」と前置きした上で「私は10万人のバカに嫌われるよりも敬愛する1人の人間に愛される人生の方が幸せだと、そういう考えを持っているんで、なんでこういうことになってしまったのか」と早すぎる死を残念がった。
そして「自分のアカウントで、こいついやだ、嫌いだと感想を書くのは100歩譲ってまだいいとしても、そのアカウントに行って、当人に向かって言うというのは、その人の家まで行って言うってことでしょ?」ともコメント。
そして、検察庁法改正についてツイッターで反対の声があがり、改正が見送られた例を挙げ、ネットの威力に改めて言及。「個人にやるのはリンチ。集団リンチをみんなでやっていた。そろそろなんとかしないと」と語っていた。