小池都知事「あともう少し」 緊急事態宣言解除へ協力呼びかけ
新型コロナウイルスの拡大による緊急事態宣言が21日、大阪と京都、兵庫の近畿3府県で解除され、首都圏4都県と北海道では維持された。
東京都の小池百合子知事は同日、緊急事態宣言について「解除の目安となる数値に1都3県で若干届かないところがある。あともう少しという意識を共有したい」と協力を呼び掛けた。都はこの日、新たに11人の感染を発表。直近7日間の新規感染者数は計59人で、1日当たりでは約8・4人。国が緊急事態宣言解除の目安とする10人を下回った。
これまでの感染者数を精査した結果、集計漏れやダブルカウントが再び判明。累計人数は47人増えると訂正した。
また大阪府は同日、10~70代の男女3人の感染を確認したと発表。PCR検査で2回陰性を確認し、宿泊療養が15日に解除された60代女性1人が再び陽性となったことも明らかにした。