丸山議員が削減後の初歳費明細公開「このご時世にほんと政治家こそ税金アジャース」
NHKから国民を守る党の丸山穂高衆院議員が8日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国会議員の歳費を1年間に渡って2割削減する改正歳費法が4月に成立したが、同氏は「議員給与2割削減後の初歳費が出たので比較用に先月分とともにUP」として、その支給明細書の画像を並べて提示した。
4月分の歳費は額面が129万4000円で、所得税と住民税、宿舎経費と電話料を引かれた「現金支給額」が80万3617円。5月分は支給額103万5200円で同様に引かれて63万2366円だった。
丸山氏は「手取りは人によって前後あるが大体-(編集注・マイナス)17万ぐらいか」と説明した上で、「これとは別に月100万の文通費、政党交付金の分配、維新も含めた幹部が使いたい放題の政策活動費など。いやーこのご時世にほんと政治家こそ税金アジャースでしょ?」と問題提起した。
「政策活動費」について、自民党が2018年にその名目で、幹部ら19人に12億1320万円を支出していたことが昨年末に報じられてている。最高額は二階俊博幹事長の8億3270万円。幹部らが何に使ったかについては、収支報告書などへの記載の必要がないため不明だった。