内閣府政務官の今井絵理子氏（３６）が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、ツイッターに国民や聴覚障害者に向けた手話声明動画を投稿した。

　にこやかに、ゆっくりとした口調と手話で、「新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発効しました」とし、対象７都府県に向け「これまで以上にご協力をいただきたいと思います」と求めた。

　「３つの密、密閉、密集、密接をできるだけ避けて、手洗いをこまめにしてださい」「すべての外出が禁止されているわけではありません。パニックにならず、冷静に感染防止のための行動をお願いします」と呼びかけた。

　また聴覚に障害を持つ人への情報発信に関する動画も掲出し、各自治体に向け会見などでの手話通訳の配置や、字幕発信を要望。また「飛沫防止の観点と、手話通訳士のみなさんの安心と安全のため、口元が見える透明マスクの配布も検討していただきたいと思います」と述べ、「国としても支援できるよう努めてまいります」とした。

　「ひとまず５月６日まで、みなさん一緒にがんばってまいりましょう」と呼びかけ、「なにか困ったときなどは、今井絵理子事務所までお問い合わせください」とした。