おぎやはぎの小木博明が８日、フジテレビ系「バイキング」で、現金３０万円が支給される条件がわかりにくいことに、「昨日から詐欺専門家会議が開かれてる」「みんな分からないから」と詐欺警戒を呼びかけた。

　番組では緊急事態宣言で明かされた補償について議論。誰もが注目した１世帯３０万円支給の条件についても説明された。

　条件の１つ目は「月収が減少した住民税非課税水準の世帯」。もう１つが「月収が半分以上減収し、かつ住民税非課税水準の２倍以下の世帯」とされている。

　これに当てはまる世帯が全世帯の２０％程度と言われており、矢作兼は「全世帯２０％が対象になるってことは、計算して分かってるから、それぐらいにしか払いたくないってことでしょ？」と吐き捨て、坂上忍も、全世帯２０％に支給が先にあって「こっちから３０万円っていう数字が出てきたのかな」とも勘ぐった。

　小木は「普通に見ても（条件は）わからないじゃないですか」と条件の難解さを指摘。そして「そういう時って、昨日こういうのが出たから、昨日の時点で詐欺も会議開かれてると思いますよ。こんな難しいと簡単にだまそうとしますよ、みんなわかんないから。昨日から詐欺専門家会議やってますよ。すぐやりますからね、皆さんも気をつけて欲しい」と、“コロナ詐欺”を警戒するように呼びかけていた。