緊急事態宣言から一夜明け 新宿駅周辺の様子は?

 安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言を発令して一夜明けた8日も、東京・新宿駅には通常通り出勤する人が多く見られた。

 特に平日の午前7時半~9時頃が通勤ラッシュのピークとされる新宿駅。駅職員の男性は「1割くらいは減った気がする」と前日との違いを話した。周辺の小田急百貨店(食料品以外)や、ルミネなどが休館したことも理由だと考えられる。それでも通常通り出勤する人も多く、緊急事態宣言が出される前と大きく変わらない光景だといった声もあった。

 また政府は感染リスクを高めると警告し、地方への帰省などを自粛するよう呼びかけている。

 ネットでは「東京脱出」「コロナ疎開」などの言葉が拡散されていたが、高速バスなどが発着するバスタ新宿の職員は、「一週間前くらいから本数を減らしているバスもあり、昨日も駆け込みでという利用客がいる感覚はない」と説明した。

 通勤のため新宿駅を利用した男性は「(緊急事態宣言が)出たらやめようと話していたので、ゴールデンウィークに長野に帰るのをやめました。週末に家族とキャンプに行くのもキャンセルしました」と政府の警鐘を受け今後の予定を変更したという。

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