NHK朝ドラの志村さん出演シーンはそのまま放送 主演・窪田が追悼「本当に残念…」

 NHKの定例会見が2日、東京・渋谷の同局で行われた。新型コロナウイルスによる肺炎のため、3月29日に死去したタレント・志村けんさんについて、前田晃伸会長は冒頭、「朝の連続テレビ小説に出演される志村けんさんがお亡くなりになりました。志村さんをはじめ、亡くなられた方のご冥福をお祈りします」と述べた。

 志村さんは3月30日スタートの「エール」が初めての朝ドラ出演で、昨年12月から撮影に臨み、3月6日に収録に参加したのが最後となった。

 志村さんの代役について、担当者は「ある程度収録していて、そこに関しては放送する予定です」とそのまま放送する意向を明かし、「今後に関しましては、まだ検討の段階ですので、いま申し上げることはありません」と話すにとどめた。志村さんは日本を代表する大作曲家・小山田耕三役。5月1日放送の第25話から登場する。

 「エール」に主演する窪田正孝は同局を通じ、コメントを発表。「まずはなにより志村さんともうご一緒できないことが本当に残念でなりません。もう一度志村さんの小山田先生にあいたかったです。心よりお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

 なお、NHKは新型コロナの感染拡大防止のため、今月1日から12日まで朝ドラと大河ドラマ「麒麟がくる」の収録を休止することを発表している。

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