佐々部清監督が死去 62歳…映画「半落ち」日本アカデミー賞最優秀作品賞
映画「半落ち」などで知られる映画監督の佐々部清(ささべ・きよし)さんが山口県下関市内で死去したことが31日、山口県警などへの取材で分かった。62歳。山口県出身。
横浜放送映画専門学院(現日本映画大学)卒業後、フリーの助監督を経て、2002年「陽はまた昇る」で監督デビュー。04年、作家横山秀夫氏のミステリー小説を寺尾聡(72)主演で映画化した「半落ち」がヒット。日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した。
監督作は他に「カーテンコール」「ツレがうつになりまして。」など。テレビドラマや舞台演出も手掛けた。
下関市などによると、佐々部さんは製作準備のため同市を訪れ、30日は市内のホテルに宿泊。31日朝、部屋で倒れているのが見つかったという。